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読んだ本の話
自分の考えの整理も兼ねて、最近読んだ本の感想を載せています。
「利他・ケア・傷の倫理学」の感想文
近内悠太著「利他・ケア・傷の倫理学」の感想文です。

熊野 春菜
7 日前読了時間: 3分


「ともだちは海のにおい」の話
児童書「ともだちは海のにおい」の感想文です。

熊野 春菜
5月27日読了時間: 3分
『もう会えない人を思う夜に 大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと』
『もう会えない人を思う夜に 大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと』という書籍の感想文です。

熊野 春菜
3月5日読了時間: 2分
「障害のある人の親がものを言うということ」後編4/4
ここまでお付き合いいただいた方へ。 この記事が、『障害のある人の親がものを言うということ』の感想文の、最後になります。 ここまで読み進めてくださったことに、心から感謝します。 今日は、本書の中で、 最も重く、苦しく、簡単には言葉にできないテーマについて お話ししていきたいと思います。 【共生社会への泥臭いにじり寄り ― 安楽死をめぐって ―】 本書では安楽死についても言及されており、 SNS上の反応も紹介されていました。 それらを読み、私は心底ぞっとしました。 幸せか不幸かを、他者が決めることは決してできません。 確かに、つらい、苦しい、死にたいと心から願う瞬間は、誰にでも起こりうることです。 けれども、安楽死という選択肢を語る前に、 私たちは本当に「できることを尽くした」と言えるのでしょうか。 医療、福祉、教育、政治――社会にある、ありとあらゆる知恵と力を注いだうえで、 それでもなおどうにもならないのか。 その検証を十分にしないまま安楽死を議論することには、 私は強い違和感を覚えます。 そもそも人類にとって、「安楽死」という概念はまだ早すぎるの

熊野 春菜
2025年12月27日読了時間: 3分
「障害のある人の親がものを言うということ」後編3/4
【1人の支援者として思うこと】 前編では、本書を読みながら、 保護者の方が「語る」ことに伴う痛みや、「強くならざるを得なかった」過程、 そして支援者と保護者のあいだに横たわる見えにくい権力構造について考えました。 読み進める中で、私自身が支援者としてどこに立ち、 何を大切にして関わっていきたいのかを、改めて問い直される感覚があったので、 今日はそのことについてお話ししていきたいと思います。 支援の現場には、「正しい親かどうか」という視点が、 無意識のうちに持ち込まれてしまうことがあります。 しかしその視点は、 保護者を「一人の人間」として見ることを忘れさせてしまう危うさを含んでいます。 親である以前に、その人もまた一人の生活者であり、 迷いながら、学びながら、自分なりに世界を広げていく存在であるはずです。 著者は、障害のある子どもを育てることを通して、 自身の世界が広げられていく経験について触れていました。 しかしそれは、決して美しい成長物語として語れるものばかりではなく、 ときに否応なく引き伸ばされるような、 痛みを伴う経験でもあるのだと述べら

熊野 春菜
2025年12月20日読了時間: 2分
「障害のある人の親がものを言うということ」後編 2/4
「障害のある人の親がものを言うということ」 児玉真美【著】の感想文を お送りしております。 当初は5つの章にまとめてお送りする予定でしたが、 整理するうちに4つにまとまったので、2/4としております。 今日はケアに内在される支配性や円環性について 少しお話ししていきたいと思います。 【ケアの円環性】 著書の中では、保護者の方が 「自分は子どもを支配してしまっているのではないか」と苦悩し、 支配しないあり方を模索する姿が描かれていました。 この子はいつもオレンジジュースだから…オレンジジュースね!! (…いやでも、今日はオレンジの気分じゃないかも…勝手に押し付けちゃってる?) 身近で日常的な場面が本の中では描かれ、 しかも広島弁で交わされるやり取りが、まるで目に浮かぶようです。 このようにケアの関係には、常に「支配」の影がつきまといます。 ケアを与える側と与えられる側の間には、権力構造だって生じやすい。 誰だって自由に自分で決めたいはずで、 本来はみな平等であるはずです。 しかし、守ろうと思えばこそ、 どうしても不自由を強いることも避けられません。

熊野 春菜
2025年12月12日読了時間: 3分
「障害のある人の親がものを言うということ」後編1/4
後半を読んだ感想を書いていたら、 超大作になってしまったので、4つの章に分けてお送りしたいと思います。 お時間がある方はお付き合いいただけますと幸いです。 【生活のために、人生のためにケアがある】 書籍の中で語られていた「生活の中のケア」という視点がとても印象に残りました。 寝たきりの方の耳には褥瘡ができやすく、 筆者のお子さんは特に右側に多いのだといいます。 褥瘡(じょくそう)とは、 圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。一般的に「床ずれ」ともいわれています(日本褥瘡学会より引用)。 であれば、左を向きたくなるようにテレビを配置する―― そのような生活の工夫を、保護者の方たちは自然と身につけておられます。 学校で教えてもらえるような専門知識ではなく、 生活に根ざしたこうした知恵こそが、 本当のケアの根っこなのだと私は感じました。 医療的ケアというものには、専門的で特別な行為というイメージがあります。 確かに専門的な知識や技術は必要です。 しかし、医療的ケアを日常的

熊野 春菜
2025年12月4日読了時間: 3分
「障害のある人の親がものを言うということ」
「障害のある人の親がものを言うこと」という書籍の感想文です。

熊野 春菜
2025年11月11日読了時間: 4分
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